セーフティアセッサ協議会とは

設立趣意書
※2019年7月22日 セーフティアセッサ協議会は、セーフティアソシエイツ協議会の中でセーフティアセッサ部会(SA部会)として活動を推進することになりました。規約もセーフティアセッサ協議会規約からセーフティアセッサ部会(SA部会)規約として改定いたしました。
SA部会規約190720

Vision

  • SA協議会は、SA資格保持者の地位と能力向上を促進しながら、社会や企業に安全技術を普及する組織となる。
  • SA協議会は、常に時代を意識した提言をしつづけることで、 SA制度の発展に貢献する組織となる。
  • SA協議会は、独立採算の取れる組織となる。

Mission

  • SA協議会は、会員に能力向上のための機会や情報交換の場を提供する。
    (活動例:講習会、セミナ等の開催やWEB会議室の運営)
  • SA協議会は、会員が社会や企業に安全技術を普及させる活動をサポートする。
    (活動例:最新規格情報の発信、企業に講師や指導者を派遣)
  • SA協議会は、SA資格制度普及のための広報活動を行う。
    (活動例:SA資格保持者の地位向上のための講演、規格化・グローバル展開を支援)
  • SA協議会は、会員の資格更新を支援する。
    (活動例:制度改革を提言、サーベイランスポイント獲得を支援)

セーフティアセッサ協議会ホームページの開設にあたり

セーフティアセッサ協議会(SA協議会)会長の向殿政男です。SA協議会は、昨年9月にSAの社会的認知度の向上、技術力の向上、社会的地位の向上と、SA間の情報交換の円滑化等を目的に、セーフティアセッサ資格者の参加を頂き設立致しました。設立総会で頂いたご意見等を参考に、幹事の方々に種々施策を検討して頂きましたが、その後の未曾有の景気悪化による費用の削減も鑑み、会員が一堂に集まるのではなく、ホームページを上手く活用して、会の運営をはかっていくことにし、今回ホームページを開設する運びになりました。

ご承知の通り、以前から欧州に輸出する機械では国際規格に適合してリスクアセスメントを実施していましたが、国内向けの機械では特に規制もなかったことから、オペレータの注意義務に頼って労働災害を減らす考えが主流でした。昨今は作業者の高齢化、更には後継者への技能の伝承が難しいことから、人間の注意力に頼るだけでは労働災害を無くすことが難しくなってきており、機械、及び生産現場でリスクアセスメントを実施すべきであるとする取組みが急速に各社で導入されてきております。更には、厚生労働省の労働安全衛生法でもリスクアセスメントを努力義務として明文化される時代になりました。

セーフティアセッサ資格者である皆様には、これらの活動の推進者としてご活躍を期待しますと共に、皆様がお持ちの機械安全に関わる新しい情報提供の場、更には疑問点、問題点の議論の場として、当ホームページをご活用頂ければ幸いです。

2009年7月吉日
SA協議会会長 向殿政男